[2025年3月24日]
九大合格の体験記に,一番大切な内容が漏れていたので補足しておきますね。
つまり,なぜ九大に合格したのか?
えっ?
そりゃ塾の内容が良かったからでは?
いや,そういうことではなく,なぜ九大なのかという話。
よく考えて下さい。
ウチの塾,あるいは当該生徒の住所は大阪府高槻市です。
どうして遠方の九州にしたのか,気になりませんか?
実はウチの塾から九州大学に合格したのは二人目でして,一人目は「地学」で大学に行きました。
その生徒は火山の勉強をしたかったのです。
すると,北大とか九大の方が神戸大など近畿圏に行くよりも良さげです。
今回の生徒は,応用化学志望なので,べつに九州でも鳥取でも群馬でも,どこでもよかったのです。
とりあえず阪大レベルをめざして勉強しておいて,実際に受ける大学は共通テストが終わってから考えるというスタンスでした。
それで,共通テストの結果,阪大はワンチャンあるけど,五分五分以上の確率で行きたいとなれば・・・
最終的に神戸大と九大が候補に挙がりました。
家から通える神大か,遠方の九大か,どうしたものか。
そのあたりの,受験大学に関するアドバイスはウチの塾ならではのものだったハズなのです。
過去にも,本人は思いもしなかった大学を紹介した例はたくさんあります。
今回の九大も,本人は話を聞くまで候補に入っていなかったと思います。
では,なぜ神戸大でなく九大にしたのか。
決め手は,コレ
科研費の額が,神大より九大の方がはるかに多いという点。
すばらしい!
なんやかんやで,化学の研究をするのに,予算が多い方がいいに決まってます。
そこが決め手となって,九大受験を決意したというわけです。
しょーもない河合塾の判定で右往左往している受験生だとこうはいきません。
河合塾の判定では九大はDで神大はCでした。
多くの生徒は,家からも通えるし・・・とか言いながら,判定の少しでもいい方を選んでしまうところでしょう。
ウチの塾では,そんなもん,どちらも五分五分だから,判定以外の部分で判断するようにしているのです。
まあ,体験記にもあったように,ウチの塾では直前の過去問指導をきっちりやるのです。
判定が五分五分であったとしても,実際に受験する時には7〜8割いけるだろうというぐらいに仕上がってはいました。
そういう経緯で,七帝大の一角にみごと合格となりましたとさ。
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