[2025年4月15日]
今日も準硬式野球出身の高島くんが好投し,貯金が増えてウハウハですね。
昔のブログを読んでない方も多いでしょうからまた書くと,野球を小学校から見ていると,数字に強くなります。
打率ぐらいはなんとかわかりますか?
打率は「確率」のすごく良い教材になり得ますが,いろいろ奥も深いです。
3打数1安打で打率.333としますか?
有効数字,大丈夫ですか?
得点圏打率は条件付き確率?
防御率は「期待値」の話になりますね。
球速表示も昨今はメジャーリーグの映像でキロメートルでなくマイル表示だったりしますから,単位換算できないといけません。
まあ,これはキロメートルを1.61で割ればマイルになると覚えてますね。
ただ,1.61で割るのはたいへんなので,概算では1.6で割ります。
ここで再び有効数字の概念も必要になります。
(ちなみにテレビ局の人間は数字に弱いバカしかいないので,有効数字無茶苦茶です)
さて,高校に入ったばかりの諸君が意外に躓くのがこの単位換算と有効数字だったりします。
時速144kmは何m/sですか?
これがパッとできる人は大丈夫ですが,少しでも詰まる人は高校の理科でいきなりコケます。
さらに,化学で多くの生徒が絶望するのが「モル」ですね。
そのあたりをスイスイできないようでは,理科の概念以前の話になるのです。
理科が苦手な原因のダントツ1位がこの数値と単位の計算がドへただからです。
そして,高校の先生の多くが,ここをていねいに説明してくれませんし,練習もさせません。
一応悪口書いておくと,先生自身が数値の扱いをよくわかっていないのでウヤムヤにしたままになりがちなのです。
新高1の塾生はもちろん,2年や3年の生徒も,理解があやしい人は質問に来てくださいね。
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