[2025年6月2日]
以前に自分の強みがわからないようでは話にならないし,それがないのなら作りましょうと書きました。
昨日の物理の授業はその一例でした。
単振動を説明したのですが,授業のようにきっちり考えて,それを完全に言葉で説明できるようにすればよいのです。
どういうわけか,それがキッチリできている受験生は100人に1人いるかどうかのレベルです。
ということは,キッチリやるだけで100人に1人しか持ってない強みとなります。
(少なく見積もって100人に1人で,ほんとうは1000人に1人とかかも)
実際,2022年度大阪府立大学の工学部の総合型入試をウチの塾生が受けたところ,単振動の問題が出ました。
その生徒曰く,「塾で教わったとおりに解答しました」
そして,筆記試験に続いて行われた面接では,
「試験官の先生はこれ以上ツッコむところがないようでした」
大学側は面接の時点で合格確定という雰囲気だったようです。
まさに,何のために総合型入試をやっているかというと,この生徒のような受験生を合格させたいからなのです。
そして,その入試では定員が4名でしたが,合格者はそのウチの生徒だけだったのです。
キッチリできる受験生がそれぐらい希少だということです。
ちなみに,その年は別の生徒が物理を武器にして阪大工学部の総合型入試でも合格しています。
特に物理はキッチリできるライバルが少ないので,強みにしやすいということです。
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