[2025年6月18日]
文科省はホンマに頭悪い役人が集まってるようです。
いや,頭は良くても,日本の教育をよくしようという意欲がないのでしょう。
べつに今さら教育がよくなっても自分たちの給料が増えるわけでもなく,省内の評価がまずまず高ければそれでよし。
省内の評価は,何か「改革」的なことを「やる」のが重要。
それで,学級の定数を減らすという「改革」を自分たちが「やった」という「実績」だけが欲しいのです。
その改革の結果,学級崩壊が急増しても知ったこっちゃない。
今回の改革は,学級の定数を35人にすること。
一見すると,クラスの人数を減らせば先生の目が行き届くと思いがちです。
ですが,実際にどうなるかの想像力が全く抜け落ちています。
クラスの人数を減らすことで,学級数が増える。
すると,教員の補充をしなくてはいけない。
文科省の試算では17000人も増えるとか。
その17000人って,どこにいるの?
天から降ってくるのでしょうか?
さらに,その人たちに払う給与がメインでしょうが,400億円の予算をつけるそうな。
そのお金は天から降ってくるのでしょうか?
気象予報士的には,そのような人や金が降ってくるような確率は0%だと思います・・・
それでなくても教員志望者が減ってヤバイ状態です。
教員採用試験の倍率が2倍を切ると,かなりヤバイ。
何が恐ろしいかというと,変な人間が採用されてしまうから。
「変な」というのはオブラートにつつんでますので,実際はかなりトンデモな人です。
そんな人がクラス担任をすると,かならず「問題」が起こります。
よくモンスターペアレンツとか言いますが,そのような親御さんは必ずその「変な」教師のクラスに出現します。
普通のちゃんとした教師のクラスには不思議と出現しません。
なぜでしょう?
学級崩壊も同様です。
きまった教師のクラスが崩壊し,普通は崩壊しないのです。
この35人学級の案を実施すると「変な」教員を増やすことになり,学級崩壊が全国で促進されことになります。
マスゴミや教育評論家は全くこのことに気付かず,報道もされません。
何も現場をわかっていない人たちがこの国の教育行政の上っ面だけ見て評価するので,この国は衰退の一途をたどることになります。
特にオチもありません・・・
ただただ,残念なことであります。
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