[2025年7月31日]
いろいろな大学や高校で、この夏休み期間にオープンキャンパスを実施するところが多いです。
高校ではオープンスクールと呼ぶことが多いですが。
たとえば京都女子大学などはわざわざ見に行かなくても良い大学だとわかるでしょう。
行くとさらに気に入ってもらえるから実施するのでしょうか。
ここは「女子大宣言」したようで、世間の共学化の流れを完全に否定しましたね。
さて、このようなオープンキャンパスに行くのもよいですが、そういうお祭りの日でなく、普段の学校の様子を見に行った方が圧倒的によいと思いますよ。
特に避けたいのは、1校だけ見に行って、それで気に入ってそこを志望校に決めてしまうこと。
たいてい、どこの学校に行っても、そこが気に入ってもらえるように頑張っているわけです。
もしそれで気に入らないような学校は相当ヤバいですね。
顔をめっちゃ美人に加工するソフトで動画などをアップしているみたいなのがオープンなんちゃらの日なのです。
素顔を見たほうがよいでしょう。
ほんとうに見る目のある人は飾られていても本質を見抜けますが、普通の中高生にはまず無理なのです。
行ってみた学校がめっちゃ気に入って、本当に自分に合っているかも考えずに決めてしまうリスクがあるのです。
有名な36.8%の法則というのを数学者のマーチン・ガードナーが見出しました。
だいたい3〜4割のサンプルを見た後に、それより良いか悪いかを比較して検討すると最良の結果になりやすいというもの。
これ、結婚相手とのお見合いのときによく言われますが、学校選びも同じです。
最初に出会ったのが最良とは限らず、やはり4校以上から比較検討した方がよいでしょう。
それで、オープンなんちゃらに4校も5校も行くのかという話になります。
それで4〜5日を無駄に過ごすより、その分勉強時間にした方が、結局は行きたい学校に合格できる可能性が高まりますよ。
最も効率的なのは、いくつか学校をピックアップして塾に相談に来ること。
そのアドバイスを参考にして1〜2校に絞り、その学校を見に行けばよいのです。
あれこれ悩んでいても、結局あなたの学力がその学校に入れるだけのものかどうかが問われるのですから、そこを忘れずに学力アップを怠らないようにしましょう。
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