[2026年8月16日]
私立高校の学校パンフには様々な数値が載っています。
まあ,よほどオツムの悪い生徒&保護者でなければ騙されないとは思いますが,いくつか例を挙げておきます。
1.「大学入学共通テスト得点率80%以上!」
ビックリマーク付きで堂々と書いてあるので,びっくりしました。
某高校のスーパー特進コースですが,それほどすごいとは・・・
合格大学も阪大が複数あるようで,相当ハイレベルなよい指導をしているのかと思わせておいて・・・
よく見ると,「目標は」と小さく書いてあります(笑)
阪大と大分大(医)の卒生は8割あった可能性がありますが,実際は8割なくても合格可能です。
おそらく,ほとんどの生徒は8割に達しないどころか,程遠い点数だったと思われます。
「目標」だから9割でも満点でもよいのですが,80%としているところが何ともイヤらしいですね。
2.「国公立現役合格56%」
おおーっ,ここの特進プレミアムコースは国公立に半分以上現役合格なんだ!
すごーい!!
と思わせて,ちょっと待てよ。
56%って・・・
円グラフを見ると,その他の進路がすべて11%ですね。
1÷9=0.1111・・・・
5÷9=0.5555・・・・
そうです。学校でトップの9名のうち5名が国公立大に合格したのですね。
大学名は滋賀大,京都教育大,京都府立医科大,奈良県立大,福井県立大です。
次は神戸大とか阪大をめざせるように期待してます。
そもそも,9名の合格率にパーセントの表示をする時点で,統計解析のイロハのイの字もわかっていない高校なのか。
あるいは,受験生と保護者はバカだから56%で「すごっ!」と食いついてくれると思ったのか?
いや,それやったらバカしか入学して来ないってば!
3.「早稲田大学特別推薦枠74名」
天下の早稲田大学に74名も合格する高校って,関東地方の人からすると超ウルトラ進学校のイメージですね。
ここ,以前から40名とか30名とかの枠があったのですが,ずーーーーーっとその枠が埋まっていません。
30名〜40名の早稲田大学に見合う生徒がいない高校が,枠を増やしたとて,74名以上の高学力者が入学するはずがないのです。
これ,2009年に早稲田系属になった時に,40名枠を設定しておいて入学者がたったの11人だったのとまったく同じ構図。
この15年以上,何も学ばなかったのか?
案の定,今春の早稲田コース合格者は36名で,うち何人かは併願なので30名ほどしか集まってないようです。
枠が500万人だとしても入学者は30名です。
いくらでも枠を増やしたらいいと思います。
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