[2010年11月6日]
尖閣諸島沖の流出ビデオ映像を昨日TVでやっていた。
内容は想像通りで,漁船がぶつかってきたように見えるだけで,中国側に言わせたら進路を塞いだからぶつかったのだから日本が悪いとなる。
証拠にも何にもならない。
これをもって中国が一方的に悪いような報道姿勢は中国とあまり変わらない。
こういった領土問題は昔から武力など実力で奪い合ってきたものだ。話し合いで解決するなんてまずない。今度戦争が起きたら新たな線が引かれる。それだけのことだ。
よくこどもが兄弟げんかで取り合いすることがある。
妹「これはあたしのもの!」
兄「ずるい!こないだも自分がとったくせに!」
こういうときは妹が泣いて兄が負ける。
私の育て方はこうだ。
双方が所有権を主張して喧嘩になった場合,両者とも所有権を失うというルール。
こういう育て方をすれば自分の主張ばかりしては絶対に損だ。
互いにゆずりあうくらいでないと何も手にはいらないのだ。
妹「お兄ちゃん先にケーキ選んでいいよ。」
兄「えっ,いいの?でもこないだも僕が先に選んだから今度はおまえの番だよ。」
妹「そうだっけ?じゃあこっちもらっていいかな?」
兄「うん,僕はこっちで全然OKやし。」
うつくしい!
社会のルールもこうすればよいのに。
日本「尖閣は日本のものだ!」
中国「いや,中国のものだ!」
この瞬間,尖閣はみんなのものになるのだ。南極みたいに。
すると領土というものが意味がなくなる。
国というものがわからなくなる。
いいのでないか?
みんな宇宙船地球号に乗っているだけだ。
中でこの部屋のここからここが私の場所などときっちり言い争っても仕方ない。必要な時に必要な人が使えばいいのだ。
ただし,そういった一見ゆるいルールを悪用して勢力を広げようとするやつが出てくる。そういったやつは強大な力で滅ぼさないといけないのだと思う。国連とかのレベルでは強大ではない。ここで私の妄想はとぎれるのだ。残念。
たとえばかしこい宇宙人が地球を統括してそのように躾けてくれたらいいのにと思う。
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