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尾崎塾
富田教室

[2010年11月10日]

給料をたくさんもらうのは悪いことではない

2月の入試まであと100日くらい。

これからが勝負だ。

本日,高3生が体験入塾に来た。

まわりで皆が集中して,黙々と演習している中,本人はすごく集中できたという感想。

でも,週に1回や2回ここへ来てすごく集中できても,現在の成績からすると全く時間が足りない。そういう話もした。

尾崎式の計算法。これは私独自の感覚に基づくものだが,梅雨時の天気予報よりも格段に精度が高い。

50時間の勉強で1科目の偏差値が2.5上がる!

今日来た生徒は全体に偏差値が10ほど足りないので,計算してみた。理系なので英,数,理,理の4科目という設定で,1科目あたり50×4=200時間。4科目あるのでその4倍の800時間の受験勉強で何とかボーダーにすべりこめそうだ。

残り少なく見積もって80日。すると1日平均10時間の勉強である。全然問題なく可能な時間だ。これが1日あたり20時間となるとかなり無理になってくる。

ただし,国立を考えているのでセンター対策にも時間がかかる。やはりギリギリの勝負だ。

しかし,国立大学にはそれだけの努力をする価値があるという話もした。

名のある企業は国立の優秀な学生しか採用しない。私立の上位からも採用するが,それは京大落ちなどかなり優秀な人材が多数入っているからだ。私立大の付属からお情けで入学させてもらった連中の出る幕はない。なので,最終的に私立に行くにしても国立にあと一歩というレベルまで高めて受験するべきなのだ。

さて,名のある企業に就職するとそれなりにいい給料をもらうことになる。なぜいい給料をもらえるかは単純な話,その企業が社会のお役に立っているからだ。いい製品を作る,だから買う。その金額なら安いと思ってみんな喜んで買うのだ。悪徳商法とかが世の中にあるので,お金もうけは悪いことのように勘違いしている人がいる。給料は結局は世の中に認めてもらえた証なのである。もっと胸をはって「はい,高給取りです」と言えるようになればよい。

今から頑張って国立大に入って,能力を高めて社会貢献度の高い=給料の高い会社に就職。すると生涯賃金3億円としよう。
今から怠けて2流私立大学に入って,能力は低いまま過ごす。こちらは中小企業に就職。まだ就職できただけよしとしよう。すると生涯賃金2億とか。
その差は1億。

いいですか,今から100日頑張るかどうかで1億円違ってくる可能性がある。結構高い確率でそうなるのだ。そう考えると,受験勉強は1日あたり100万円かせぐアルバイトと等価である。
時給10万円のアルバイトなのだ。
どうして皆さんこれに気づかないのか不思議だ。
時給10万円だったらやりますよね?
絶対にやらないと損なのだ。

そうやって将来高給取り=世の中の役に立つ人になっていって欲しいので私はこの仕事をやっているのである。

今日の体験に来た高3生は,目を輝かせて帰って行った。
たぶん明日から彼は日当100万円の仕事をはじめるだろう。

モチベーションを高めるのは簡単なのである。
本当のことを教えてあげるだけでよいのだ。


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