[2010年11月13日]
先日,ある大学の推薦入試の発表があり,塾生が見事に合格した。
1か月半ほど前にウチの塾に来てそれから特訓が始まった。
試験科目は英語と数学だが,とにかく最初は英単語を覚えること。
非常に単純な作業だが,書かせて聞かせて覚えてもらった。
覚えるべきはシステム英単語ver2の基本600語。
この600語は出題頻度が非常に高く,これを覚えていないと意味の把握が困難になる場合が多い。
たぶん,はじめは100くらいしか覚えていなかっただろうが,3週間くらいで完全に覚えた。
すると長文を読ませても意味がとれるようになっている。
あとは長文の中で出てきた単語の確認,それから熟語や基本構文のドリルも並行して知識を増やしていった。
それでなんとか合格に到達。
こう書くと簡単に合格したように見えるが,私がさせたのは非常に単純な作業=暗記がほとんど。
それをよく繰り返しやった。なかなかあれだけ真面目に繰り返すのは難しい。なので予定どおりの学力UPではあるが,予定通りいかない生徒も多くいるのだからやはりよく頑張ったのである。
合格する人は素直に真面目に基本を繰り返すことができる人なのだ。
このように短期間である水準まで引き上げるのに,ウチの塾は他塾に真似のできない強力な武器を持っている。
それは朝の授業。
朝に単語,夕方に単語,翌朝に単語,夕方に単語・・・と半日間隔でどんどん繰り返すことができる。
エビングハウスの研究でも1日経つと忘却量が多く,半日くらいの方が効率がよいのだ。
まだ他に併願校を受験する。公立大学も受けるのでそちらもなんとか合格できるようにサポートしたい。
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