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尾崎塾
富田教室

[2010年11月27日]

続本物を見せることが大切

今朝テレビでイエローナイフが出てきた。

イエローナイフには2度行ったことがある。

どこやねん!!??っていう町だが,カナダの地図をよく見るとちゃんとある。(興味のある人はさがしてみて!)

1回目は1990年の3月
2回目は2001年の3月
1回目は妻と新婚旅行で。2回目は息子と娘を連れて。
今度行くとすれば2012年の3月

11年の等差数列・・・・

太陽の活動は11年周期で活発になる。活発な時に行くと確率良く見ることができる。それは・・・・・


答:オーロラ


「地球も夢を見るんだ,こいつがそうだ!」
さだまさしの極光に出てくるセリフ。

私も地球が見ている夢を見たくて行った。

写真を撮った。

img1

これを見せると皆「わーっすごい!!」と言うが,撮った本人は残念で仕方ない。

なぜか。

実際に見たものと全然違うから。

まず,スケールがちがう。

実物は全天スケール。
これ20mmの広角レンズで撮ったのに収まりきってないでしょ?
写真では目の前の紙の大きさになってしまう。

それに,光っているものだから,その明るさとかは伝わらない。

そのときの空気感も伝わらない。

そもそも実物はこんなに「赤くない」。

いや,かすかに赤かった。それが「すごい!」と思ったのだが,写真とはうそで,色に関しては写偽である。偽というより誇張か。

なので,こういうのは写真ではどういうものか全くわからないのだ。本物を見ないとダメということ。

それで,今朝のテレビにもどる。

テレビでもオーロラを時々放映している。

でもテレビで見るのとは全く違うことを認識してほしい。

以前の本物を見せることが大切でも書いたが,プロ野球をテレビで見ていたのと実際に西宮球場に行って観たのは全く違っていた。


世の中のお父さんお母さん方,子供にはできるだけ本物を見る機会を与えよう。オーロラでなくても何でもいい。するとその先の人生での視野が広がること間違いない。




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