[2010年11月30日]
先日オフィス用品を扱っている会社の方が塾に来られた。
コピー機やオフィス用品を主に教育関係の学校や塾に提供している会社らしい。
塾にはこの手のセールスがよく来る。
またか,と思ったが,5分だけ対応した。
ウチの塾ではコピー機のレンタルやリースの会社が入り込む余地が全くない。断じてない。その理由を教えてあげた。
いろいろ聞くと,リース料は安くて月1万円とか2万円とか。
それでコピー機にカウンターがついていて,さらに1枚5円とか10円とか取られる。
ウチの塾のコピー機は購入したものだ。だからレンタルやリース料はかからない。
通常,新しいものを購入すると100万円以上する製品を中古で購入した。10万円ちょっと。なので,リース料を1年払ったと思えばすぐに元がとれる。しかも,トナー代とコピーした枚数から1枚あたりの経費を考えるとなんと・・・・0.3円。
紙代を入れても1枚1円もしないのだ。
1枚10円とか払うなんてありえない。
なので,それより安いリース代を提示してくれるなら乗り換えますよと言うと,セールスの方は勉強になりましたと退散していく。
でも,学校も大手の塾もおそらくこんな無駄な経費を使っているわけだ。当然これは授業料に跳ね返ってくるわけだから,高いはずだ。
塾の授業料の適正な価格は教育内容で決まっていくべきだ。
少なくとも節約できるはずのコピー代とかが上乗せされるべきではないだろう。
どうもフランチャイズチェーンの塾は,教材にも足かせがあって,教材費も適正価格だかどうだかわからない。
ウチのような個人塾だと,いろいろな業者の教材を比較検討して内容の良いものをどんどん導入できる。教材選定が自由にできない塾はそれだけで教育内容の向上幅がせまくなっている気がする。しかも本部や関連教材会社の利益のために割高な教材になる可能性もあり,教材費だけでもかなりの額になる。
ウチの塾は,あろうことか,教材費をいただいていない。
教材は各自に応じて異なるので,同額をいただくと不公平になる。
かといって,毎回徴収するとそれも人数とか経理の手間を考えると非常に煩雑になる。なので一律0円。
厳密に言うと,教材費の多くかかる生徒とそうでない生徒の間で不公平になってはいるが,0円なので許してもらえると勝手に思ってやっている。
授業料も教育内容を考えたらありえないくらい安価に提供していると思う。他塾の個別指導を見てからウチに来た方が月謝の金額を見て「これ,1週間ですか?」と聞かれたことがある。つまり,4分の1くらいの価格と間違うくらいなのだ。おそらく実際そうなのだろう。
塾業界の価格破壊。
なにか宣伝みたいな文になってしまったが,要するにかけなくてよいお金をかけずに,本当に頭が良くなるためにお金を払う,払ってもらうのが塾としては最高なのである。
ちなみに,たしかに,このホームページも宣伝媒体である。
なので,ウチの塾はほとんどチラシを撒かない。
チラシって,1回撒くと○十万円とか百万円以上かかる。
大手塾はそのお金もたくさんかけている。
それが授業料に上乗せされている。
だから,ウチの塾は経費をかけていない分安くしている。
安いので教育内容が悪いと思われても困るのだが,そういうカラクリがあることを世間様に知ってもらうのは悪くないと思う。
宣伝みたいになってしまった・・・・(めっちゃ宣伝やがな!!)
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