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尾崎塾
富田教室

[2010年12月2日]

高校生の定期考査対策はしない

やはりダメだ。

前からちょくちょくいたのだが,まあ許容していた。

「定期考査前なので,○○がしたい。」

とか,

「休みます。」

とか。


許容していたが,そんな連中はまず合格しない。

こちらは合格するために必要なことから逆算して教材を用意している。

それを拒否してまで定期考査の勉強をして何になる?

定期考査の勉強をするなと言っているのではない。

塾の,私の授業でやって意味があるのか?

許容していたのは,定期考査の範囲と合えばそれでいいし,うまく使えば受験にマイナスになるわけでもないからだ。

しかし,受験を乗り切る武器をつくるために尾崎塾に来ているのではないのか?

それを捨てて定期考査でその場しのぎのいい点数を取って何になるの?

いや,いい点数を取るならそれもいいが,いい点数を取ってるはずがない。欠点とか留年が怖いという,とんでもなく低レベルの動機で塾で定期考査の勉強をしたがっているだけだから。

多くの高校生が高3の時に最も後悔するのが復習をして身についていないことが多くあること。というより,全く身についたものがないということ。丸裸の状態でどうやって戦うのだ?武器を持たないでいまから戦場へ行くのだ。今から武器を1から作っていたらさらに3年かかる。

こつこつと復習して,基礎基本を身に着けていたら,すぐに受験勉強をスタートすることができる。なのに,高3の夏までその場しのぎの勉強しかせず,1年生で学んだ最も基本的な事柄を身につけずにいると,何から手をつけていいかわからない。なので途方に暮れてそのまま三流大学へ進むのだ。

私が提供しているのは,計画的な復習演習で基礎基本を作り上げること。3年次に計算とか単語とかをまずまずの状態にしておけば,そこから難関大もねらえるというわけだ。

もう一度書くが,定期考査前に,私が用意した演習書をせず,○○がしたいと言う者は大学受験を視野に入れていないということになる。だから,ウチの塾に来てもらう意味がない。

例外があるので勘違いしないように。

塾生の中には付属高校生やスポーツや音楽の推薦で進学を考えている人もいる。そういう人には定期考査の点数も大切だ。直接大学進学にかかわる重要ファクターなのだ。そういう塾生には定期考査を十分に考慮したカリキュラムを考えてやる。また,中学生も内申対策が受験に直結するので定期考査対策は超重要だ。

そもそも,定期考査対策に100時間かけるとして,塾の1コマの90分だけ付け焼刃にしてもたいしたことない。それより受験を見越した真の基礎力=実力をコンスタントにつける方がよいのだ。
で,5時間を塾にとられても95時間やれば試験対策には十分だろう。それで40点をきることはない。20時間くらいしかやらないから全然足りないのではないか?100時間を確保して,そのうち5時間を塾に当てればいいのだ。

定期考査の勉強はしなさい。もっとしなさい。
でもウチの塾は将来の学力の基礎をつくる時間なのでそこは動かすな!そこが一番大切な部分なのだ。




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