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尾崎塾
富田教室

[2010年12月12日]

スポーツマンシップって大切。

スポーツの危機。

テレビでやってた。

ドーピングしてでもオリンピックの金メダルが取りたい人が多い。

必ず金メダルが取れる薬があって,それを使うと5年後に必ず死ぬという究極の選択で,52%のアスリートが使うって答えたとか。

死ぬのはいやだが,後遺症くらいならいいやって思う人はもっといるはずだ。

日本はアマチュアスポーツの最高峰がオリンピックという観念がどうしてもあるので,金メダルはお金に換えられない名誉を得られるだけで,メダル取ったからといっても一生安泰では全くない。落ちぶれてしまう人もいる。もっと国の補助など必要だという話もあった。しかし,現状は事業仕分けに見られるように,逆に予算を削る方向になっている。まさに日本はスポーツの危機を迎えている。

違反をしてまでメダルを取っても意味がない。
正々堂々とルールに則って。
負けても相手を称える気持ち。
あいさつがきっちりできる。

スポーツマンとして世間で良いイメージは依然としてあると思う。
そういう選手を育てていけば,社会としてスポーツ選手を受け入れていく場面が増えると思う。勝利至上主義は日本には合わない。
しかし,勝利を目指すなというのとは全く違う。2位じゃだめなんですか?と仕分けするような考えの人もいるが,1位を目指す集団の中で競うことがすごいのだ。その中での2位や3位は価値がある。
1位を目指す人が1人だけいて,2位ねらいの人が1人いて3位ねらいが2人いる中で2位ねらいで2位になってもそこに値打はない。感動もない。

昨日のピーターアーツの2位はすばらしい。


今日はソフトテニスのちょっとした大会の引率をした。
決勝戦が終わってすぐのこと。優勝したペアの生徒が,試合直後に休憩することもなく,コートの整備を率先してやっていた。こういう姿を見るとこの選手の優勝がさらに輝きを増す。

指導された先生もすばらしいと思う。
こういうすばらしい生徒を育てるクラブ活動は実は少なくなっている。お金では買えないという話と矛盾するようだが,立派にクラブ活動を運営されている先生に,もっと手当とか報酬があってもいいと思う。


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