[2010年12月28日]
冬期講習6日目
今日は尾崎塾恒例,センターそっくり模試
何がそっくりかというと,ちゃんと試験監督者のしゃべるセリフがあって,それが本物とそっくりにしてある。
たとえば,「ただ今から,国語の試験を始めます。この教科を受験しない人は退室してください。」とか,「これから,写真用シールを配ります。」とか。
写真用シールのことなどは,何のことかわからない受験生が多い。
あらかじめ経験しておくと本番でいらない緊張をせずにすむ。
あっ,これは聞いたことのあるセリフだな・・・と余裕を持つことができる。
あとは,解く順番を本番とそっくりにしてある。地歴と理科などは若干変えたが・・・・(どこがそっくりやねん!)
昨年は時刻も本番と同じにして,2日かけてやったが,今年は1日でやってしまう。(そっくりちゃうやん!!)
まあ,2日かけると効率が悪すぎるので。
今日と1月4日,9日の3回やるので,これでほぼ慣れることができるだろう。もちろん内容も3回分しっかり復習して学力アップにつながる。
本番を想定して練習するのは本当に大切なのだ。
スポーツでもそうだ。
よく,練習のための練習をするなと言われる。
いつも試合のどんな場面を想定した練習か理解してやらないといけない。でもそれはコーチが常々指摘してあげないとなかなかできないものなのだ。どんな場面かというのは単に得点差とかアウトカウントとかだけではない。重要な試合の大事な場面で,緊張している状態を想定するなど,精神状態も想定して練習しないといけない。
本当に緊張しながらこのプレーができるかどうか自問自答しながら練習するべきなのだ。それをしているかどうかをコーチが見て声をかける。よく,試合になると力を発揮できない選手がいる。それは練習のときに試合のつもりでプレーしていないだけなのだ。
練習は試合のつもりで,試合は練習のつもりでというのが良いプレーをする秘訣なのである。
全国大会で優勝するようなテニス部の監督が生徒に入場行進の練習もさせると聞いた。そこで精神的優位に立って戦えるというメリットも大きいのである。
勉強も同じ。普段の確認テストは試験本番のつもりで,試験本番はいつもどおり,想定した通りやればよい。それだけ。
試験本番のつもりになれと言われても,受験を経験したことない生徒には無理な話だ。だから模試などで想像しないといけない。
気を付ける点は,本番ではアクシデント=想定外のことが起こる可能性がある。矛盾するようだが,想定外のことが起こることも想定しておくのがいいのだ。試験会場に隕石が降って来るとか,何が起こるかわからないというくらいに思っておいて損はない。
本番では常に精神的に落ち着いて対処するのが何よりも大切なのである。
にほんブログ村