[2011年1月14日]
週刊ダイヤモンドで新聞・テレビ 勝者なき消耗戦と題して特集している。
昨今のインターネットによる動画配信や,ウェブで新聞記事を見ることができる環境からすると,近い将来破綻する新聞社やテレビ放送局が出現する。
ちょうど数日前,同じような話を塾を手伝ってくれている京大生としていたところだ。
放送局の職員の給料って非常に高い。人気の女子アナなんて,飛行機のパイロットくらいもらっているのではないか。日航が破綻したことを報道していて,対岸の火事と思っていたら,今度は報道する側が破綻してしまう。今,スポンサー探しがたいへんなのだろう。かといって,ゲームとかパチンコ屋のCMばかりになっていいのだろうか。ゲームやパチンコが広告収入の大部分を占めているマスコミは,それらの害悪についての報道はできなくなる。あまり良いことではなかろう。このままではテレビは有料で受信するスカパーやネットにどんどん淘汰されていくはずだ。新聞も同様。紙の新聞はやがて必要ない時代が来るだろう。
どんな業界でもそうだ。既存の枠組みにとらわれ,既得権益にすがっていては破綻する。今の世の中にフィットするものを提供していかないといけない。
学校だって同じ。まともな教育をしていかないと,公教育というものがどんどん崩壊していく。一方で私塾もそうだ。大手の巨大化した塾のシステムも本当に生徒保護者のニーズにフィットしていくかどうか疑問だ。経営者は世の中をよく見ておかないとダメなのだ。
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