[2011年1月15日]
今日はセンター試験1日目
私が受験生だった頃は共通一次試験だった。
これは国公立大学を受験する際の一次試験ということだった。
それがセンター試験となって私学も参加するようになった。
今では50万人の受験生が受ける一大イベントだ。
よくマーク式で学力が測れるのかとかいう輩がいる。
特に数学は記述式にすべきだとか。
私の感覚では,このセンター試験でかなり的確に学力を測ることができると思う。若干,記述力を測れない部分は各大学の個別試験で見ればいい。
だからセンター+個別試験の点数合計で合否を決めてOKだろう。
もちろん問題点も多い。
第一,センター後に自己採点で出願校を決めるというのがおかしい。出願前に点数を開示して,その点数を見て出願できるようにすべきだ。マークミスで思ったほど点数がないのに無謀に上位校に出願してしまう人もいるだろう。
次に,科目数が多い点である。これを減らせというのではない。むしろ私は高校課程の全科目を課してもいいと思っているくらいだ。なので,高1くらいから毎年受験できるようにして,一度取った点数は5年間くらい有効にしておけばいい。そうすれば難易度の変化によって浪人生が昨年より点が低くなりガッカリみたいなことが減るだろう。
受験生は現行の制度の中でやるしかない。
落ち着いてできるかどうか。精神力も含めて総合的な学力が問われる。実力以上の点数を期待するから緊張したりする。取った点数が実力なのだ。だから持っている力を信じて全力で取り組むだけ。
塾生たちの点数が楽しみである。
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