[2011年1月21日]
以前に書いたが,ウチの塾では明けの明星を見せることができる。
日の出前からやってるから。
まだ太陽が昇っていないが,東の空が明るくなっているからその辺に太陽があるとわかる。
その太陽の「右側」に「金星」があると,しっかりと見て覚えることができる。
およそ天体分野なんて,見ていて知ってれば間違いようがない。
真夜中に三日月なんて見えないし,金星も見えない。
酷い問題になると,「明けの明星はいつごろ見えますか」とか。
明け方に決まっているでしょうが!!
でも,しっかり「夕方」と答える生徒がいるのである。
それも2人に1人くらい(笑)
(いや,笑えない)
今日解かせた問題に,「春分の日に太陽はうお座の方向にあります」というのがあった。
残念ながら,うお座は都会では街明かりのために見ることができない。そもそも春分の日のうお座は太陽の向こう側なので見ることができない。
本物を見ることができなくても,いくつか他に本物を見たことがあれば類推することができる。なので,さそり座とかオリオン座とか比較的見やすい星座を実際に見ておくことはとても大切なことなのである。
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