[2011年2月3日]
朝6時からやっているというと多くの人は一瞬驚く。
しかし,ちょっと考えると大変合理的なことに気づく。
気づいても実際に本人あるいは自分の子供が通塾するに至るかは別である。
合理的な理由はたくさんある。
ただし,「朝の方が頭が良く働く」というのは信じてもかまわないが事実かどうかはわからない。迷信かもしれない。だれがどのように研究してそのような話になったのか皆目わからないのだ。こういうのは幻想かもしれないし,科学的でないのでウチの塾としては朝に勉強した方がいいという理由として取り上げない。
では,合理的な理由とは何か。
単純に,夕方〜夜だと時間的な都合がつかない人も,朝なら時間がとれる場合があるから。だったら朝に勉強すればコンスタントにできる。午後の用事に全く左右されずに定常的に勉強することができるのだ。クラブの練習が遅くなったとか,歯医者に行くとか,TVドラマをみたいとか,すべて解決する。
他に非常に重要な合理的理由があるのだが,これは実際に入塾してみないとわからないことになっている。しかし,変な幻想ではなく確実に有益なことである。
朝だけでなく,夕方の授業も受けると朝→夕→朝→夕→朝・・・・と12時間のインターバルで記憶の定着を短期間に徹底することが可能で,教学上でウチの塾でしかできない有利さも生まれる。
他にも数えればいろいろ合理的な有益性はあるのだが・・・
しかし,有益性に気づいても朝に受講する人は少ない。
なぜか。
朝起きるのがおっくうだからだ。
早起きのおっくうさが勉学の優位性に勝ってしまっているのだ。
結局,その程度しか勉強に対する思い入れがないから勉強がおろそかになって成績がたいしたことない状態になっている。そうまでして勉強ができるようになってもなあ・・・というかんじだ。
さて,「そうまでして・・・」と思っているのは実は生徒ではなかったりする。
実は「そうまでして」のブレーキをかけているのが親御さんである場合がほとんどなのだ。こども自身はやってもいいかなと思っていても,親が勝手にウチの子は早起きできないから・・・と理由をおっしゃることが多い。いや,ちがうでしょう?お母さんが早起きしたくないからそう言ってるのでは?といつも思うが,面と向かって言えないのでここに書いているというわけ。
親が早起きしてでもお子さんが勉強する価値はあると思うので,早朝の優位性を理解された人はぜひ受講してみて欲しいと願っている。
にほんブログ村