[2011年2月4日]
大相撲がたいへんなことになっている。
かな?
八百長をしていたらしい。
メールの証拠もあるようだ。
だから?
以前にも書いたが,大相撲は競技スポーツではない。
古典芸能である。
日本古来からの伝統芸能である。
歌舞伎とかと同じようなものだ。
歌舞伎にはセリフがあってストーリーがある。
大相撲にストーリーがあってもよい。
しかし,舞台裏を見せる必要はないし,暴いても意味ない。
ひっかかるとすれば今回は金銭の授受があったことか。
給与体系を見直した方がいいかもしれない。
しかし,報道側は建前上八百長というかストーリーはあってはならないという立場だから困る。
7勝7敗の大関が千秋楽に負けることはまずない。
話ができているから。
大関がどんどん陥落していくと興業的にマイナスだし。
プロレスと同じと思えばいいのだ。
えっ?プロレスも真面目に勝負していると思っていた?
さて,私立高校の入試もほとんどストーリーができている。
私立専願者はまず不合格にならない。
話ができているから。
入学試験は形だけのものだ。
しかし,表向きは試験をして合否を決めているかのように見える。
一種の談合のようなものだ。
大阪京都兵庫の私立高校が入試日を2月10日に統一しているのも談合のようなものだ。日程が分散して第2志望とか第3志望とかになった学校は何人合格者を出せばよいか迷う。受験生が偏ったりして経営的に苦しくなる学校が出るやもしれない。だからうまく生徒を分け合ってつぶれる私学がないようにしているのだ。
これに一役買っているのが公立中学の教師たち。
私学にうまく人数を配分して進路指導をやっていく。
高校の提示した基準に達していればOK,達していなければ下位の高校を受験させる。中学の先生の指示通りに受験すればまず不合格になることはない。
実際のところは,中学の先生が勧めたところより上位の高校に出願しても合格することが多い。中学の先生は100%合格することを優先する。大学入試なら50〜60%の可能性なら受験すると思う。なぜ高校入試はそうならないのか。それは私学は2月10日の1回しか受験できないと思い込まされているからだ。
前にも紹介したが,1.5次入試というのがある。
今年も多くの高校が実施する。
万一私学に不合格でも2〜3校は受験できる。
だから2月10日に少々チャレンジしても大丈夫なのだ。
表向きは私学は1回しか受験できないことになっている。
入試で合否を決めていることになっている。
それが現実。
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