[2011年2月11日]
今日の昼間,生徒の教材選定をしていると一人の女性が塾を訪ねて来られた。
女性「朝6時からやってるって書いてますけど?」
私「ええ。」
女性「実際に来てる生徒いらっしゃるのですか?」
私「はい。もちろん。」
女性「そんなところ他にないでしょう?」
私「はい。おそらく日本でここだけです。」
女性「へえっ,じゃああなたは先駆者ですね。」
私「ええ,まあそうなるかな。」
女性「私は若い頃からずーっと5時半に起きて1日の計画立てたりしているので,朝勉強するのはとてもいいと思います。」
私「そうですよね。ありがとうございます。」
女性「いつもこの塾の前を通って感激しているんです。」
私「・・・」
女性「みなさんすごく真面目に,真剣に勉強なさっていますね。」
私「はい。みんな集中してしっかりやってます。」
女性「私は塾って大嫌いで,息子には行かせたくなかったのですが,仕方なく夜遅くなる塾に行かせました。それが失敗で,夜遅くなるので夜遊びを覚えてしまって・・・」
私「塾帰りに夜10時すぎてコンビニでたむろしてる連中いますしね。」
女性「他の塾だと講師とずーっと楽しそうにしゃべって遊んでいるんですよ。あんなのが塾なんですかね。ああいう塾ばっかりなので塾が大嫌いだったのです。息子の塾もだめだったし。ここの塾はすごくキッチリ勉強しているのがガラス越しにすごく伝わってきて,いつも感心しているのです。」
私「そうでしょう。ウチの塾はガラス張りで外から丸見えですからね。」
女性「他の塾は外から見えないようにしてますでしょ?あれは何なんでしょうね。でも隙間から覗いてやるんです。ちゃんと勉強なんてしてないですね。へえっ,日本でここだけですか?すごいです。頑張って下さいね。」
私「ありがとうございます。」
という会話をして去って行かれた・・・・
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これ,つくり話でも何でもなく,本当に今日の昼にあった話。
たまたまその時自習に来ていた塾生が会話を聞いた(たぶん耳ダンボだった)あとで私に,
「ボクはそういう先駆者の塾で学べて光栄です。」
でも,ホントにチラシにそのまま使えるような内容の会話だった。
私は今流行っている生徒に迎合する姿勢の塾とは全く違った方向性でやっている。いい環境を作ったら自然にそれが受け入れられると思うのだ。少なくとも今日,一人の方はそれを強く支持して下さっているわけで,とても自信を深めた出来事だった。
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