[2011年2月12日]
高校も大学も私学の入試結果がそろそろ出てくる。
「合格しました!」と言ってくる生徒もいれば「ダメでした…」と肩を落とす生徒もいる。
「絶対に合格する」とは限らないのが入試。
しかし,努力したことは無駄にはならない。
不合格でもそれは現実。
次へ向かって前進あるのみ。
先日入塾の相談に来られた保護者の方がおっしゃっていた。
中学の時に行かせていた塾は,入塾の時に「絶対に合格させます!」と言ったのに,志望校どころか2ランクも下になってしまったとか。
そんな勧誘する塾って法に触れる可能性がある。
証券会社の人が「この株絶対に上がります!」と言ったら犯罪になる。絶対なんてことはあり得ない。
「絶対に儲かる話があります!八百長の試合教えます!私に100万円預けて下さい。絶対に200万円になります!!」
絶対に合格したい人はそういう塾に入って,たくさんの合格できない理由をお土産に持って帰ることになる。
気の毒としか言いようがない。
なので,申し訳ないがウチの塾は絶対に合格するとはかぎらない塾なのではじめにことわっておく。
ただし,絶対に確実にきっちりと勉強する環境を整えていることは見てもらえれば明らか。そこで学力を高めて,合格の可能性を高めるのがこの塾なのだ。
実は,前にも書いたが実力がつけば初めの志望校よりも上位のランクを受験することがある。そして不合格になることもある。実力が期待以上になってしまったばっかりに・・・
だから,学力が高くなれば合格率が高くなるというものでもない。
どう考えても入試で100%合格はありえない。
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