[2011年2月15日]
前に100%の合格はないと書いたが,今回ウチの塾生は私立高校に全員合格した。
例年98%以上は合格することになっているので,不思議でもなんでもないと思われるかもしれない。
しかし,ウチの塾には中学の先生に「そこは無理」と言われたところを受験してみごと合格してきた生徒がいる。
おそらく高校が提示した基準に達していなかったから「無理」と言われたのだろうが,ウチの塾の冬期特訓は半端じゃないし,実力はかなりついていた。なので合格すると思って受験を勧めたのだ。
私立の高校は2学期の実力テストのみで判断基準としているところがあり,冬休みにどれだけ実力をつけるかを見込んでいない。相当に実力のある生徒の受験をみすみす逃している可能性がある。担当者は基準を考え直してもいいのではないか?
私学である程度の高校を確保しておくと公立高校の上位にもチャレンジできる。なので,公立志望の生徒にとっても私学入試は重要だ。
今年は無償化の動きもあって,私学の人気が高い。例年より専願者も多く,専願でも不合格者を多く出している気配がある。定員より多く入学させるのは通例だが,あまり多くても教室に入りきらない可能性がある。これからは私立高校で不合格になる割合が増えていくかもしれない。
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