[2011年3月7日]
漢字を書かせる。
書けたり書けなかったりする。
書けたら○,書けなかったら正しい漢字を書く。
そして,書けなかった漢字をもう一度書く。
1日か2日経って,再テスト。
書けなかった字が書けるようになっていたらOK。
しかし,人間はまた忘れる。
1か月したらまた覚えているかチェックする。
忘れていたら覚え直す。忘れかけていたらセーフ。忘れかけていた頃に覚え直すと記憶の定着が良い。覚えていたとしても,記憶がさらに強固になる。
この復習が最も大切。
これは漢字に限らない。社会,理科の用語もそうだし,言語だけでなく,解法などもそうだ。解き方を忘れてしまうと,問題を解くのに時間がかかってしまう。単元の試験範囲の時はスラスラできるが,1年も前の範囲だとすっかり忘れてしまっている。少し復習をすればまたスイスイとできるようになる。
そもそも,受験勉強なんて,ほとんど復習だ。
中学あるいは高校ですでに習ったことができるかどうかを問われる。
範囲が3年間分なので,受験直前にやっても間に合わない。
基本部分は常日ごろから演習して身に着けておかないといけないのである。
ウチの塾はただ演習しているだけでなく,その復習のタイミング設定や,ちょっとした心がけを「耳打ち」して記憶の定着を良くしていく。そのあたりの指導内容がうまく説明しづらい。経験的に指導する部分もあるし,ある程度理詰めの部分もある。世の中1か100かのことばかりではない。生徒個々に応じて3:7とか6:4とかいろいろなバランスで最適になることがある。難しい言葉で言うと多変量解析なのだ。それをやっているのがウチの塾。
ホント,説明しにくい塾やな。
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