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尾崎塾
富田教室

[2011年4月14日]

同じランクでも相当な差がある話

福島の原発事故がついにレベル7に。
レベル的にはこれでチェルノブイリに並んだことになる。
原発反対派の人には朗報かもしれない。

しかし,この事故で放出された放射性物資の量はチェルノブイリの10分の1だとか。
同じレベルでも,特にトップのレベルでは内容の差はかなりあったりする。
つまり,もしもレベル7よりも上のレベル8とか9があれば,チェルノブイリはレベル8とか9だったかもしれないのだ。


それは大学も同じ。

東大生でもギリギリ合格できた人と,余裕で合格した人のレベルの差はかなりあるだろう。
最上位層の範疇では,いくらでも上には上がいるのだ。

難関私学でも,それこそ東大や京大を惜しくも不合格になって入学してくる学生と,付属高校からエスカレーター式に入学してくる学生の差は相当なものだろう。

何事もカテゴリーだけで判断してはいけないということである。

実際,大学が学生を採用する時には学生と何度も面談して決めるだろう。学歴(大学名)やペーパーテストだけでなく,本当に能力が高いかどうかを見極めて採用しているのだと思われる。

なので,仮に難関大に合格したとしてもそれで終わりではない。
大学生の間にしっかりと勉強して能力を高めていかないと,1ランクや2ランク下の大学生にリベンジをくらうことになる。逆に,思っていたランクの大学に合格できなくとも,充実した大学生活を送って能力を高めていけば就職も怖くなくなるのだ。


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これを読んだ福島原発君。あなたはチェルノブイリに追いつこうなんて考えてはいけないよ。