[2011年4月15日]
「できれば国公立の方がいい。学費が安いので。」という生徒は合格しない。
「できれば」と言った瞬間に言い訳している。
それに,学費は全くと言っていいほど志望理由になりえない。私学であっても奨学金などを利用して払えない学費ではないだろう(医学部は別かも)。金銭的な工面が可能になった瞬間に志望動機が崩壊するのだ。そして,それはほとんどすべての人にあてはまってしまう。
勉強をする前に,志望理由をしっかりと確定させる。
このことが成否の鍵をにぎっているのだ。
ウチの塾がなんとなく厳しそうだからという理由で入塾されても,まったく伸びない可能性もある。なので,入塾の時に何のために上位校をめざすのかの話をさせていただくことがある。この話がピンときた生徒は,それだけでグングン実力をつけていくものだ。
逆に,伸びが非常に遅い生徒もいる。これは私立中学に通われている場合が多い。中学受験をわけもわからずに合格したものの,肝心の何のために勉強するかが欠落しているからかもしれない。
ここで問題。
では「勉強」とは何か。
この定義ができないで勉強していると,おかしな方向に行きかねない。答えは各自で考えてみていただきたい。
にほんブログ村