[2011年4月24日]
ウチの塾は高槻市と茨木市の境界に近いので,両市から通塾していただいている。
市が違うと使用教科書が異なっていたりするが,それ以上に制度上の大きな相違がある。
高槻市は前期後期制,茨木市は三学期制なのだ。
したがって,定期考査の時期が大幅にずれている。
茨木市の一学期中間考査が5月中〜下旬なのに対し,高槻市の前期中間考査は6月初〜中旬。
私は高槻市が前期後期にするのに反対したし今でも三学期制にもどすべきだと思っているが,今日行われている市長選挙でも両候補者ともそれについての考え方がわからない。関心もないのかもしれない。新しい市長が決まったらその点を聞いてみたい。
それはそうと,同じ高槻市でも学校の勝手な都合で定期考査の時期が大幅にずれている。A山中学とA野中学の前期期末考査が3週間もずれているのだ。
両中学は距離にして100mくらいしか離れていない。
もう少し統一した教育を提供しないと,ますます公教育から生徒が離れていく。
授業の進度などはもっとひどい。
前の学年の内容が終わってない学校もあれば,早目に進んでいる学校もある。
先生のやりやすい楽な進度で行き当たりばったりの指導計画。
これが公立の学校の現状。
高校もである。
某府立高校の理科の授業でも,前年度に予定まで行ってないのでそこからやりますとのこと。
いやいや,同じ理科でも科目名が変わっているのでそれはダメでしょう。法に触れますよ。
もうみんな好き放題。
教育改革=教員総とっかえが急務なのではないか。
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