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尾崎塾
富田教室

[2011年5月7日]

危険性を評価できる能力が必要

浜岡原発に停止要請だそうだ。

リスクが今回の震災で高まったわけではない。
何十年も前からリスクは高かったのだ。

それを住民,国民は知らなかったのか?
政治家は知らなかったのか?

原発をやるということは,リスクは承知の上だ。
日本国民は平和ボケしすぎていて,思考停止していたのだ。

安全とか平和は無料だと思っているのではないか。
これはとんでもない間違いである。

自動車や飛行機に乗るのは死と隣り合わせなのだ。
薬を飲む時は副作用と隣り合わせ。
ユッケを食べるときは食中毒と隣り合わせ。

こんなのは常識だ。
知らなかったとは言えないのだ。

地震が来るとは思ってなかった。
津波が来るとは思ってなかった。
原発が壊れるとは思ってなかった。

リスクを考える時は必ず確率論になる。
確率でモノを考えられる人間=かしこい人
私はこのように定義できると思っている。

かしこい人を増やす教育をしていかないと,正しく行動できない人が増えて暮らしにくくなっていく。

事故が起こってから危険性を論じ始めるのはもうやめよう。


学力も同じ。

中3や高3になってからヤバイと思うのは,それまで遊んでいた代償である。
そのリスクを承知の上で遊んでいたのではないのか?
まだ時間はあるので,しっかりやれば挽回できるかもしれない。
最悪は受験した後でもっと勉強しておけばよかったと気づくパターン。
勉強をサボるということは,合格しない確率を日々増やしているのだとしっかり認識しておくべきだろう。

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