[2011年5月15日]
今日もお金の話。
財源がないのでいろいろと苦労しているのはわかる。
その中で,公務員の給料を10%下げるというのがある。
公務員の方も真面目にずーっとやってきて,どうして給料を下げられなきゃいけないのか全くわからないだろう。
公のために尽くすのが仕事だからと言って,給料は別問題だと思うのだ。
仕事をいくら真面目にやっても給料を減らされるのではやってられない。
アホなマスコミが公務員の失態や犯罪を大きくとりあげるから,すべての公務員が不真面目でダメだというイメージができあがっている。だから国民の理解も得やすいということで政府は財源として通りやすいと思ったのだろう。
やるなら一律10%カットのようなことはやめて,本当に不真面目な公務員の給与をカットするだけでよいと思う。
よく一般企業では云々と公務員の人は比較されているが,一般企業にこそもっと多くの不真面目で不正をはたらく人がいると思う。
もう1点。
公務員の給与を減らすのはいいが,現地で働いている自衛隊の人の給与は減らさないでおこうという意見。
これこそおかしいだろう。
自衛隊の人はそれが普通の仕事なのだ。
普通に真面目に仕事している他の公務員が給料を10%もカットされる。
同じく普通に被災地で働いている自衛隊員がどうしてカットされないのか?
むしろ戦地へいくよりもはるかに安全な仕事ではないのか?
給料は真面目にしっかりはたらいている人にはちゃんと払うべき。
そうでない人の給料は減らされても文句は言えまい。
当然のことがきちっとなされていく世の中を望む。
にほんブログ村