[2011年5月24日]
今日5月24日は3年前に亡くなった私の父の誕生日だった。
晩年は肺気腫で酸素ボンベがないと外出できなかった。
その父は教育大付属池田小学校→旧制北野中学に通っていて,あの手塚治虫氏とずーっと親友であった。
父の実家(今もそこにある)が池田で,手塚さんは宝塚。
昔の電車はよく不通になったらしく,そういう時はよく池田の家に来て,時々は泊まっていたと父は言っていた。
父もその手塚くんがあんなに有名になるとは思っていなかっただろう。
そういうことって,たくさんあると思う。
世の中には現在も有名人がたくさんいる。
その誰もが幼少の頃にそうなるとは思われていなかっただろう。
つまり,今あなたの身近にいる少年少女がすごく有名になる可能性だってある。
教育の根本ってそういうところにあるのではないか。
こどもには無限と言っていいほどの可能性がある。
そう思って教育関係者はこどもに接すると楽しみも増すというものだ。
私の教え子が有名になってくれるのを期待して,今日も講義しようと思う。
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