[2011年7月15日]
大阪進研から24年度版の高校受験ガイドブックが送られてきた。
関西のほぼ全ての高校が掲載されているので,非常に有用である。
模試の判定基準にもなっているのだろうが,各高校の合格のめやすが載っている。
見るときの注意点。
高校間や同じ高校のコース間の難易度・レベルの差のめやすとしては有効。
努力圏・合格圏・安全圏は,文字のまま受け取ってはいけない。
安全圏=そんなところは君の行くところではない。もっと上をめざせ。
合格圏=このままで合格するのだから,もっと頑張って上をめざせ。
努力圏=普通に努力してたら合格するのだから,もっと上をめざせ。
というように読み替えたい。
感覚的には努力圏の下の端でも合格する高校が多いと思う。
いくつかの高校では,努力圏のもっと下でも十分に合格するところがある。諸般の事情であまり低く掲載できないのだろう。
だから,あの数値を見て志望校を下げるなんてことはしてはダメ。
現状の学力をどんどん上げていけば合格できる。
まだまだ日数はあるのだから。
これは大学入試の模試の判定にもいえること。
DとかE判定から合格する人は想像以上に多い。
夏にA判定のところは受けないで良い。(東大や京大は別だが)
その大学は君のレベルよりかなり下なのだから,2ランク上を目指せと言うメッセージだ。
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