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尾崎塾
富田教室

[2011年7月16日]

わらびもちを食べて連想したこと

枕状溶岩に似ている。

丸い塊が次々につながっている。

1つ1つの塊が弾力を持っていて,重力によって少したわんでいるところもそっくり。

そう。枕状溶岩は地層の上下判定に利用できるのだ。

ということは,わらびもちを瞬間冷凍して鉛直断面を見ると上下の判定が可能ということだ。

まさか「枕状溶岩って何?」という人はいないと思うが,念のために教えとくと,海底に噴出したマグマが枕のように丸く表面を固化させてつぎつぎに殻を破って丸い枕がうず高く積み重なったような産状を示すものだ。
英語ではpillow lavaという。

えっ?知らない?

まさか?

昔よくテレビでやっていたでしょ?

「驚異の世界」とか「知られざる世界」とか「素晴らしき世界旅行」とか。

どれがどれか忘れたけど,枕状溶岩の映像は「スッゲー」っと思った。

見てない?

そういったネイチャー系の番組は欠かさず見ていた気がする。
なんだか今はこういうサイエンスを伝える番組が減っているように思う。

「野生の王国」なんかも含めて,理科っぽいTV番組を見ていたら理科離れなんて考えられない。

単純に面白い。

学校で生徒に迎合して面白おかしく実験したりするよりも,家でTV見ている方がずっとためになる。

あとは野外で実物を見れば完璧。


などと,わらびもちを食べて考えたのでした。


そもそもわらびというのは・・・

         連想すればきりがない






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