[2011年9月28日]
チラシなどの宣伝はせず,HPのみアップしているのだが,入塾のお問い合わせを何件もいただけるのはありがたい。
先日,高校の友達に聞いて体験に来てくれた生徒さんが今の塾の自習室がうるさいので転塾を考えているとのこと。
自習室がうるさいというのはウチの塾ではあり得ない。
授業も体験していただいて塾の雰囲気が勉強にこの上なく適していると感じてもらえたと確信している。
ご入塾いただくということは確実にこの環境を購入できるということなので,まさに目に見える商品ということができる。
この環境を利用することで学力の向上や志望校の合格に近づくことができるのだが,合格は保証の限りではない。
合格はどこまでも不確実なものだ。
絶対合格させますと言って誘う塾があるようだが,それは商法違反だろう。
残念なことに,ウチの塾を退塾される方がいるが,理由が釈然としない場合がある。塾の最も良い点を理解されていなかったようなのだ。特に宿題を出してもらえないと言われると何とも答えようが無いのだ。
今までも何度か質問された。「宿題は?」
過去のブログにも書いてきたのだが,宿題を期待するという心理そのものは理解できる。しかし,それは生徒のためには決してならないという考えが根底にある。
HPの「保護者の方へ」にも書いてあるが,親の心理はたいていこうだ。
塾に週5回行って演習するのなら,演習だけ家でやっても同じだと考える。週3回の授業と2回かそれ以上は家で勉強するように仕向けてもらいたいのだ。しかも無料で。それなら週3回分の月謝ですむから。
しかし家できっちり宿題をやるかどうかは一種の賭けだ。
やるかもしれないしやらないかもしれない。
宿題だから必ずきっちりやると期待するのは親だけである。
たしかにやる子もいるだろう。
だが,宿題がきっちり家でできるようなら塾は必要ない。
一方,塾でなら勉強するが家でしないのなら,塾を与えてあげるべきなのだ。
それにはお金がかかるが,そこを0円ですまそうとすると何も起こらない。
何日経っても奇跡的に自分の子が勉強をはじめることはまずない。
今すぐ塾の授業を買えば,確実に今から勉強する状態が発生する。
簡単な理屈だ。
ウチの塾は他塾と比べて安価に多くの演習ができるようにしてある。週に10回でも来ればかなり割安だ。それなりにお金はかかるが確実に勉強する環境を子どもに与えることができる。
私が親なら喜んで全部買うというくらいの価格設定にしてあるつもりだ。
現に今も入塾の問い合わせがあるし,満席で入れない方もおられるくらいだから,ウチの塾よりも安価できっちり演習できる環境を提供している塾があればそちらを紹介して差し上げたいものだ。
宿題は出さないのか云々について,HPの「よくある質問」にもUPしてあるので参照されたい。
くれぐれも宿題をたくさんもらえると期待して入塾されないようにお願いしたい。
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