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尾崎塾
富田教室

[2011年10月16日]

ウルトラG

体操の内村選手の技が速すぎて審判にわからなかったらしい。
後に修正されて金メダルとなったそうだ。
その技の難度はG?

我々が子供のころは「ウルトラC」がすごい技の代名詞だった。
月面宙返りとか。

どこまで難度上がるねん?


コマネチ10点!

満点が10.00でないのもわかりにくい。


そういえば,共通一次試験は5教科7科目でちょうど1000点満点だったのでわかりやすかった。

難度の方はどうか。

当時の東大をウルトラCとしても,現在がG難度とは思えない。
たまにD難度があったりする程度で,それほど難しくなっているようには思えない。
ゆとりや人口減の影響もあってか,そんなに難しくしても解ける生徒がいなければ差がつかないだろうから。

京大や阪大もしかり。
むしろ昔よりも洗練されて比較的解きやすい問題が増えている。
基本問題をきっちりできる生徒が合格できるようになっている。

E難度以上こなせるすごい奴よりも,C難度D難度をミスなく何度でもできる人間が有利になっている。

それで,東大が入試の改革を考えているらしい。
現状だとG→ウルトラGへとチャレンジしていくようなスゴイ奴が生まれにくいということだろう。
東大くらいだと,そんなスーパーな人間が必要だと思う。
良い方向に改革が進むことを期待する。


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