尾崎塾
富田教室

[2011年10月21日]

クラブの引退と受験の相関について

「吹奏楽部は入塾お断り」という塾があって，クスッと笑ってしまった。

これは全くうなずける話だからだ。

その塾はかなりハイレベルの塾で宿題も多く課せられる。
だから吹奏楽部はお断りなのだ。
わかる人にはわかるのだが，どの学校も吹奏楽部のクラブ引退が他のクラブと比べて遅いのだ。
他のクラブが５月とか６月の試合を最後に引退するのに，吹奏楽部は夏の演奏会までとか，秋の文化祭までとかずるずると引っ張られる。
集団で演奏するのだから，自分だけぬけるわけにもいかず，全員がめでたく最後の演奏までやり遂げるのだ。
すばらしい！
で，その代償として，塾の夏期講習や早目の入試演習には参加できずに，本来ならあと２ランクは上の学校に行けるであろう子もまあまあの学校に行くのが精いっぱいとあいなる。

というわけで責任を持って鍛え上げることを謳っている塾で吹奏楽部の生徒はおあずかりできないのである。

ウチの塾にもしっかりと吹奏楽部の子がいて，引退まではなかなか演習時間を増やせないでいた。
でも秋から増やしてなんとか１ランクでも学力を高めるお手伝いはさせてもらっている。
しかし，本当に，楽器吹いてる時間の何割かを勉強に充てていたら，もっと・・・という子が全国に何千人もいるだろうに。

ちなみに私は中学のとき１０月の大会までテニスしていた。
塾は週２回だったと思う。
それでなんとかなった。
今は時代が違うのか？

高校の時も他の連中が２年の秋に引退するのをしり目に，インハイめざして春まで続けた。
が，春は予選で負けたので，くやしいので夏までやった。
夏は予選も勝ったので８月までやった(*^^)v
それでもなんとかなった・・・


良い子のみんなは真似をしちゃダメだよ〜




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