パソコン版を見る

尾崎塾
富田教室

[2011年11月19日]

大阪府立高校の定員がすごいことになった

昨日,大阪府立高校別の募集人員が発表された。

img1
人気のある学校は募集増。
人気のない学校は募集人員削減。

「ドアホ」としか言いようがない。

流れはこうだ。

 私立無償化になった。
 同じ学力なら私立の方がきっちり教育する。
 私立に行く人が増加した。
 今春の公立は定員割れした。

 異神怪条例で3年連続の定員割れ校は廃校へ。
 廃校は嫌だ。
 そうだ,定員を減らせはいいんだ!かしこ〜い(^o^)

 公立の定員が減った分,行き場のない生徒はどこへ?
 私立の定員を増やせば大丈夫!かしこ〜い!(^^)!

 賢者の判断によって,不人気校の定員割れはとりあえず来春は防げる。
 めでたしめでたし。


んで,「どこがやねん!?」とツッコみが入って,
「冗談でした〜」
となれば良かったのだが,現実にそうなるとは・・・


今後の流れ

 定員割れしていた公立校を志望していた生徒→倍率が高くなるから私立専願へ逃げる。
 下位公立校は今年も定員割れ。
 廃校を避けるために定員削減したが,結局廃校へ。

 上位校は定員を増やした分,レベルの低い生徒が流入。
 学校のレベルが下がり魅力が半減。
 私立の上位校の方がレベルが高いので,そっちへ逃げる。
 上位が減ってもなお人気が続くので定員は多いまま。
 ますますレベルの低い生徒が流入。
 やがて上位校も人気がなくなる。

 どんどん公立高校から私立への流れが加速。
 私立はどこも満杯。
 私立の教育サービスのレベルも下がる。


 大阪は公立も私立もダメ。
 他府県へ流出。
 兵庫,京都,滋賀,奈良,和歌山の私立高校が受け皿となる。


私は気象予報士の資格を持っているので教育界の「雲行き」も読める。
この予想の適中率は100%,自信あり(*^^)v



にほんブログ村 受験ブログ 受験塾・進学塾へ
にほんブログ村