[2011年11月24日]
聞くところによると,塾によっては定期考査対策にすごく力を入れているらしい。
中学校ごとに過去問をファイルしてあって,考査を作った先生の名前も調べてデータベース化してある。
で,生徒の今回受ける学年,教科,試験を作る先生,試験範囲などからズバリ予想問題を作成する。
時々は,毎年同じ問題を使い回しする先生もいるから,ズバリ予想問題がズバリ的中ということは珍しくないとか。
すばらしい対策だ。
そうやって楽に高得点取る味をしめた生徒は,その塾の虜になるにちがいない。
常に楽に点を取る方法を探すようになっていく。
コツコツ全部勉強するより,試験に出るところだけやるようになる。
すばらしい。
何がすばらしいかって?
そういう対策講座に集まる生徒はウチの塾とは関係ない点がすばらしいのだ。
生徒を取られるという感じが全くしないのだ。
そういう対策が欲しいと思う人はウチの塾には合わないので,全く競合しないのだ。
どうぞ頑張って定期考査の過去問分析をされたらよろしい。
そんなヒマがあったらこっちは生徒の教材選定やカリキュラムの微調整に時間を裂くだけ。
ホンマもんの賢い頭を作らないと意味がないと思うから。
ま,いろんな塾があるということだ。
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