[2011年12月2日]
「情報」というものは無料で手に入ると思っていないだろうか?
今時,インターネットで何でも調べることができる。
TVも地上波ならNHK以外は受信料を払わない。
やはり情報はタダで手に入るのだ。
しかし,タダでは手に入らない情報がある。
たとえばTVだと放送コードにひっかかるとか。
というより,本質はこうだ。
TV放送はタダなのではなく,スポンサーが代わりに払っているのだ。
だから,スポンサーの気に入るような内容の情報しか流さない。
JTがスポンサーなら喫煙はこんなに危険だとかいう番組は放映されない。
インターネットもそうだ。
いろんな情報の片隅に広告がちらちら見られる。
見なければいいと思うが,見えてしまう。
サブリミナル効果よろしく,ちらっとでも見たら潜在意識に擦り込まれるので広告の効果はかなりあると思っていい。
このブログは非常に役に立つ情報満載(自画自賛)と思うが,広告の入らないサイトにお金を払って掲載している。
スポンサーの広告は個人的にはウットーしい。
せっかくブログを見て「いい情報」をゲットすると同時にどうでもよい潜在意識を植え付けられるのはよろしくない。
さて,無料で手に入らない情報と無料の情報の差はあるのか。
これは歴然とあるといえる。
本当に役に立つ情報はやはり簡単には世の中に知られていないのだ。
知られていないから値打があるのだ。
変な例だが,受験でスゴイ裏ワザがあったとしよう。(ないと思うが)
それが無料で世間に出回っていたらそれは裏ワザではなくなる。
価値がなくなる。
ところが,実際は年間70万円出せば大手の予備校でだけ伝授されたりする。(されてないと思うが)
だから皆大手予備校に多額の授業料を払うのである。
実は大手予備校で伝授されるのは裏ワザでも何でもなく,本当に大切な情報=教科の本質なので,その情報が高値で売られていても全くあたりまえなのである。
これを市販の参考書でも手に入ると思って購入されてもいいが,やはり参考書だけでは伝えきれないものがあるといえる。
それにお金を払うかどうかはその生徒とその家族の考え方次第だ。
誤解を恐れずに言えば,そこでお金を払わないのは家計が苦しいからではなく,その価値がわからないからだといえる。
その情報に100万円の価値があるのだから70万円払っても安いと思えるか,3万円の価値くらいにしか思えないのでベラボーに高いと思うかの差なのである。
生涯賃金を比較すると,そりゃ上と下では何億円も違ってくる。
今,お金をかけてでもしっかりと賢い頭を作っておくことは将来の展開を考えると全く無駄にならない。
十二分に元が取れる投資なのだ。
ちゃんと誰かが統計を取っているわけではないが,教育にお金をフンダンにかける家庭の子とあまりお金をかけない家庭の子の生涯賃金を比べたら1000万円どころか億円単位の差がつくと思われる。
借金してでも子どもに教育を受けさせる方がいいのである。
ところが,お金をかける値打ちのない粗悪品を売る業者はどの業界にもいる。
そういうこともあってお金をかけるのに二の足を踏む人が出てくる。
どう見極めるか。
それこそが情報なのである。
ちゃんとした情報を手にいれて,将来に役立てていただきたい。
そのちゃんとした情報はどこにあるって?
それはウチの塾生とその保護者ならご存知かと。
ここには書けない内容のもいろいろ。
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