[2011年12月18日]
こんな日は何か見えそうだなあ〜
と思って見上げたら・・・
これぞ環天頂アーク!
やっぱり見えた\(^o^)/
虹のように見えるが,今日は雨あがりでもない。
太陽を背にして見ているわけでもない。
むしろ太陽の方を向いて見上げたところにある。
ほぼ頭の真上に近い場所に見える虹のようなモノ。
逆さ虹ともいう。
「こんな日」というのは,上空に巻層雲があるとき。
冬場に薄く曇っているようなときだ。
巻層雲は水滴ではなく氷の結晶でできている。
雪が六角形になるように,氷晶は六角板状になっている。
それが上空で漂うのだが,鳥の羽がひらひらと落ちるように空気抵抗のためにほぼ水平になっている。
それに太陽の光が屈折して,特定の場所に虹のような光の集まりを作るのだ。
しばらくすると環天頂アークは消えてしまった。
またしばらくすると今度は太陽の真横に幻日が現れた。
これも上層の氷晶によってできるので,同じ日に見えておかしくない。
今日は2つの現象を1度に見られてラッキーだった。
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