[2011年12月20日]
大阪府が進める学校の緑化事業をめぐり、岸和田市の市立中学校で一部の保護者がグラウンドの芝生を勝手に剥がしたとして、学校とトラブルになっている。
今日もTVでやっていた。
モンスターペアレンツだとか言って,ひどい親がいるような報道がされたりもするが,本当にそうか。
TVを見ていても,そもそも芝生にする必要性があったか疑わしいし,手入れ管理もきっちりされていたか疑わしい。
それに疑問を抱いた保護者への対応が非常に悪かったために保護者が業を煮やしただけではないか。
学校の側からすると,いろいろと都合の良いようにやっている。
それこそ本当の理由なんてとても公にできない。
そこを保護者に質問されたら答えられるはずもなく,奥の手を使う。
質問した親にモンスターペアレントの称号を与えればいいのだ。
するとあたかも学校側が被害者かのようになる。
こんなに都合のいい生物はいない。
ちょっと困る質問をされたらテキトーにはぐらかしておく。
そのうち親が強い口調で言い出したら待ってました。
モンスターペアレントにクレームをつけられたと教育委員会とかマスコミに報告すればいい。
今日はPTAの総会にオブザーバーとして出ていた校長が決議を遮ろうとしたり,見ていて非常に態度が悪かった。
ああいう態度では世の中に出たら全く通用しないだろう。
校長も学校で何十年もいて,本当に世間知らずだ。
そういう意味では石ン?の貝が連れてくる民間人の方が常識はあるだろう。
以前,学校に勤めていたときも,きまって生徒の保護者とトラブルになる先生がいた。
要するに対応の仕方がなってないのだ。
保護者の方は自分の子どもについて心配なのは当然のこと。
それについて質問をしているだけなのに,ダメな先生は自分の身の保全のことしか考えない。
親は自分の子のことを考える。あたりまえ。
先生はおあずかりした子のことを考える。あたりまえ。
それで何も問題は起こらないのに。
すべてとは言わないが,まあ99%は先生側,学校側に落ち度がある。
もっと学校全体で,教育サービスとは何かを根本から見直すべきなのである。
公教育がこのように本来やるべきことをやらない状態が続くと本当に公教育が廃れてしまう。
塾業界にとってはものすごい「追い風」だが,塾とて同じこと。
生徒集めに必死になって,ホンモノの学力をつけることを怠ると世の中全体がアホになってしまう。
次代のリーダーをつくる役割を公教育と一緒になってやっていく方向性にしていかねば。
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