[2012年1月13日]
福岡の県立修猷館(しゅうゆうかん)高の2年生が東日本大震災で被災した宮城県を修学旅行で訪れたという。
その学校の教員に拍手を送りたい。
全国の学校が見習うべきだと思う。
長野県でのスキーを変更して行ったそうだ。
言ってしまえばスキーのようなチャラチャラしたお遊びをするだけなら修学旅行なんてなくていい。
今,震災の傷跡が生々しいうちに見ておくことが,今後の人生にどれだけ意味のあることか。
その学校の先生方は本当に教育者としてすばらしい決断をしたと思う。
残念なのは,反対した親がいること。
危険だとか放射線だとかの心配だろうが,そういう発想が風評被害=差別の心なのだという点を明らかにしたい。
全国の中学と高校がこの数年は必ず修学旅行で被災地を訪れなければならないという法律ができたらいいのにと真剣に思う。
2011/4/29撮影(仙台市)
私は昨年4月に被災地を訪れて,その時にそう強く思った。
つまり全国の中高生がこの風景を見ておくべきだと。
神戸の震災の時もそう思っていた。
悲惨な現場に足を運んで,実感を持つことが本当に防災に役立つはずだ。
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