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尾崎塾
富田教室

[2012年2月11日]

高校生にやっている高度な授業を盗み聞きする中学生

いつもは黙々と問題を解かせるのだが,木曜日の高校生だけは黒板を使った授業をする。

液晶プロジェクターで黒板にテキストを投影して説明するので,かなりの密度でいろいろと説明する。

で,その後ろの方で中学生が演習をしているのだが,どうやら高校生に向けた授業を盗み聞きしている。

たとえば前回は高校生に否定+比較=最上級ということを説明していたのだが,ちょうど中学2年生は比較級を習い始めたところなので比較級というところに反応したのかも。

でもまあ,中学生が知っておいて損な話ではないし,そういった意欲的な姿勢は歓迎だ。
それに液晶プロジェクター+書画カメラというハイテク授業なので,それが珍しいからかもしれない。

img1
思うに学校というのは世間で一番近代化の遅れている地域かも。
そもそも黒板ってどうよという話だ。
だが一方で,液晶プロジェクターで黒板に投影することを一度やると非常に効果的であることがわかる。
これはやってみた人でないとわからないだろうが,白色チョークでもすごい勢いで蛍光っぽく輝くのだ。
めちゃめちゃ綺麗。
だから投影したテキストにチョークで書き込むことで,重要ポイントが際立って見える。
なので,学校に勤めていた頃は液晶プロジェクターをよく使用していた。
ちなみに,パソコンをつないでいろんなシュミレーションも見せられるし,動画も見ることができる。
本気を出せばかなり高度な授業展開ができるのがウチの塾なのだ。
でも今は週に1回とか,季節講習で数時間使ってるだけ。
もう少し使う時間を増やしてもいいかなとも思っているところだ。

中学生たちは高校になったらああいう授業を受けられるんだと思って,あこがれに似た気持ちで見ているのかもしれない。
でも大学に入ったら毎時間そんな授業になるのだが・・・
というか,自分がパワーポイントをつかってプレゼンする側になるなどとまだ思っていないのだろうな。


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