[2012年2月13日]
今日にはほとんどの私立高校が合否の発表をするはず。
不合格の場合は急いで1.5次出願の準備をしないといけない。
合格でも希望のコースで合格ならいいが,「廻し合格」と言って下位のコースで合格となったら少々がっかりしたりする。
いずれにしても,その合格した私立高校よりも何らかの面で上位の公立高校を目指すことになる。
その公立高校の魅力が,合格した私立高校の魅力と比べてあまり大きくない場合,人間はそんなに頑張るわけがない。
目いっぱい勉強したら合格するところでも不合格になる。
でも合格している私立高校は悪くないわけで,それでめでたしめでたし。
公立高校の魅力が非常に大きい場合,なんとか合格しようと頑張るので,学力はすごく伸びる。しかし,その魅力は何も君だけのものではなく,多くの人がそれを目指して頑張るわけだから倍率も高い。結果,不合格になることも多い。
というわけで,そこそこの私立高校に合格しておくことは大切なのである。
逆に公立高校に魅力をあまり見いだせない場合は私立専願でOK。
私立授業料無償化の動きもあって,そういう人も増えている。
この状況で定員を充足できない私立高校はよほど人気がないという見方もできる。
人気がないというと,受験生に人気がないと考える人が多い。
果たしてそうだろうか?
実は受験生の親や中学校の先生,あるいは塾の先生に人気がないのである。
中学生がそんなに自分でこの学校に行きたいとか言わないし,親や周囲の大人がそういう情報をねじ込むから子供がその学校に行きたいと思うようになるだけ。
ではどうすれば周囲の大人の人気を獲得できるか。
それは○○の質を高めることに尽きる。
一朝一夕にはいかないのである。
さて,○○とは何か?(つづく)
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