[2012年2月18日]
今朝は家を出る時,付近は真っ白。
大阪ではめずらしく雪が積もっていた。
塾は自宅より少し標高が低いがそれでも雪化粧していた。
まあ,昨日の昼もかなり降っていたし,天気図を見ても降りそうな予想ができた。
たまには気象予報士らしく解説してみようか。
普段,皆さんが見るのは地上の天気図だが,我々はもう少し上空の天気図を見て判断することが多い。
特に降雪があるかどうかは上空1500m付近の気温がマイナス6℃より低いかどうかが決定的に重要なのだ。
で,下の図は直近の高層天気図(850hPa=上空1500m付近)
←クリックで大きくして見て下さい。
たしかに大阪(青●)はマイナス6℃の線(赤色)より北にあるので降雪があっておかしくない。
で,図が見にくいだろうが,ドットで網掛けしてあるところは雲があるところなのだ。
結構雲があるし気温も低いので降雪がありそうな天気図だというわけ。
もちろん地上の気温や他の要素もあって,降雪予報は意外に当たらないのだが,今朝はしっかりと積雪があった。
雪に足をすべらせないように気を付けてもらいたい。
こちらは大学をすべらないように気を付けさせたい・・・
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