[2012年2月21日]
国公立大学を受験するにあたって最も注意すべきこと。
それは国公立大学を第一志望にすること。
なんだ,当たり前やん,と思ったら大間違い。
かなりの受験生はここで脱落する。
何と言っても関関同立の合否が国公立大学受験の10日も前から続々と発表される。
そこで合格でもしようものなら一応周囲は安心モード。
頑張っても関関同立に合格できない人も多くいるのだから,関関同立ってすばらしくいい大学だと思ってしまう。
ひょっとしてそこに行ってもいいと思ってしまう。
おい,君は国公立に行くためにここまで努力してきたのではないのか?という問いかけが遠くに聞こえてしまう。
最善の方法は私学をすべり止めにさえ受けないことだ。
とにかく国公立の2次でしっかりやらねば行くところがないという状態にすることだ。
しかし,現実には受験する生徒も多い。
で,昨日は
「同志社も合格しました」
と言われてしまった。
普通の塾長なら「よかったね,おめでとう,その調子で次もがんばりなさい」くらいの声をかけるのだろう。
でも「おめでとう」という気にはぜんぜんならないので,
「あっ,そう」としか答えなかった。
その塾生はすでに関大も立命館も合格している。
そのあたりに複数合格する力があるなら,国公立は十分に合格できるというのがウチの塾の考え方だ。
へたに関関同立に合格してモチベーションが下がらないように祈るだけだ。
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