[2012年2月26日]
考査前の中学生は直前の日曜日に長時間の特訓が受けられる。
入塾したばかりの1年生が2名参加している。
周囲の2年生や3年生の真剣さに少々ビビッている感があるが、すぐに慣れるだろう。
良くも悪くも中学生はすごい順応性を持っている。
周囲がざわざわとして集中しない雰囲気だと自分もそういうのに染まってしまう。
ウチの塾の授業は常に試験中のような緊張感が漂っている。
ここの生徒はそれを自分たちで作り出しているのがすばらしい。
今日も10時集合なのだが、ほとんどの生徒は少し前に来て勉強をはじめる。
10時には「はじめなさい」と言わなくても既にはじまっている。
誰も何も言わないのに、勝手に自分たちでその空気を作ってしまうのだ。
こんなの学校ではあり得ない。
授業中で先生が大切なところの説明をしている最中でさえざわついていたりする(@_@;)
今日は2年生が多い。
そろそろ3年生に向けてしっかりとやらないといけない。
今回はとっておきの覚え方を紹介しておいた。
ウチの塾ではイメージマップ法と呼んでいる記憶法だ。
人間の脳は右脳と左脳に分かれている。
学校の勉強というのはどうしても分析能力に長ける左脳を多く使いがちだ。
ところが、画像処理的な能力を持つ右脳を使うことで、記憶が脳にイメージとして残りやすい。
だから図を描いて、記憶すべき用語を図に連動させて覚えると非常に効果的なのだ。
はじめて見ると「こんなやり方があったのか!」と感動する方法だ。
これはどの科目にも応用できるので、こういう覚え方のコツを身に着けたらいろんな分野を関連づけて加速度的に覚えていける。
実は勉強のできる生徒はそのように脳を使っている。
それはきっかけを与えてあげれば誰だってできる方法だったのだ。
こういった仕掛けと集中できる環境をどんどん与えればどんどん学力がついていく。
こういうのは受験だけでなく一生ものの財産にもなる。
というか、受験勉強はすべてその後の人生に役立つものだということだ。
またそうでなければ意味がないのである。
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