尾崎塾
富田教室

[2012年3月5日]

想定しておくかどうかが人生の分かれ目

また雨だ。
今日の雨は長く降りそう。

ふつうは低気圧が来たら温暖前線でしょぼしょぼ降って，暖域に入って止んで，寒冷前線でドバっと降るパターンだろうが，今回は停滞前線を伴っている。
いや，停滞前線が低気圧を伴っているのか。
梅雨時のようになっている。
だからかなり長い間降るだろう。



雨が降る日に遅刻したりする生徒がいる。
その言い訳＝「雨降ってたんで・・・」
それが言い訳になると思っているのかどうかわからない。
あなたの所だけ降ってたの？
雨が降ったのはこれが初めてなの？
天気予報は見てなかったの？

昨日のびわ湖毎日マラソンもそうだった。
雨で寒そうだった。
でもそれで負けた人っていないはず。
だって，全員同じ条件で走ったのだから。
あなたのところだけ雨が降って寒かったの？
雨の中で走ったのは初めて？
天気予報は見てなかったの？

受験も同じ。
あなたにだけ難問が出題されることはない。
初めて見るような問題もまずない。
だいたいはどこかで見たような問題のはず。
ちゃんと準備しておけば大丈夫。
準備というのは傘とか雨合羽のようなものの準備ではない。
心の準備なのだ。
それがないと当日にあわてる。動揺する。焦る。力が発揮できない。
そういう精神的な面が合否に影響することが多いのだ。

もうすぐ３月１１日から１年が経つ。
想定外の津波は人間が起こしている。
津波は自然の摂理で起こるのだが，想定しているのは人間なのだ。
想定しておけば想定外はありえない。




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