[2012年3月10日]
昨日に大阪市立大学の発表があった。
ウチの塾からは2名が受験して1名合格。
合否を分けたのは何か。
まあ、2人は文系と理系だし、学力は比較しようもないのだが・・・
実は気持ちの問題が合否を分けたのだと思っている。
2名とも市立大学を受ける前に関関同立レベルの合格を確保していた。
その時点での合格可能性は2名とも五分五分だったのではないか。
不合格になった人はそこでホッとしてしまったのだ。
というか、私学でもいいと思っていたのだろう。
まだ2週間以上2次試験まであるのに、どうにも勉強の集中力が高まってこなかった。
一方、合格した人もそうなっておかしくなかった。
ただ、せっかくここまでやってきたのだから、市立大学にぜひ合格したいと思ったのである。
あともう少し頑張れば十分に合格できるということをかなり説明しておいたし。
タラやレバはないが、もしも不合格になった人が私立を一切受けずに大阪市立大のみに絞って猛勉強していたら、合格していたと思う。
そうやって、合格できるのに合格せずに関関同立へと進学する生徒が非常に多いのである。
ちょうど昨日も塾の体験に来た高校生がいたので、国公立大学と私立大がどう違うかの説明をした。
しかし、10分や20分で語り尽くせない。
鼻が利くというか、どうやらこっちの方がよさそうだという勘が鋭い人が国公立大学に進学する。
ただそれだけのような気がする。
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