尾崎塾
富田教室

[2012年3月11日]

大阪に津波が来ると知らない大阪人

今日は朝から震災の特集番組ばかり。

こういう日に改めて考えるのも大切だが、そういう日であろうがなかろうが、人間の生活リズムなどとは全く無関係に地震は発生する。

毎日の意識の違いで被害が大きくなったり小さくできたりする。
３６５日，防災意識を持っておくことだ。
震災を考えると気が重いので，年に１度くらいは考えましょうというノリの番組コメンテーターがいた。
そういうコメントが将来の被害を大きくしているという自覚がないようだ。

大阪に住んでいる人は、神戸の震災については身近に感じたかもしれないが、東北の震災はまったく他人事のように思っている。
「東北は津波があってたいへんだなあ」
と気の毒に思っている一方で、大阪には津波が来ないと思っている人が多い。

とんでもない。

過去に南海地震が何度も津波を起こして、大阪の町に被害を及ぼしているのだ。


写真はオリックスバファローズの本拠地、大正区にある京セラドームのすぐ近くにある石碑。

この石碑は過去の津波被害を後世に伝えるために建てられた。
今もその石碑をずっと守っている人がいる。
しかし、この石碑の存在を知る人は非常に少ない。
何度かTVでとりあげられているが、もっと大阪のTV局は大阪の防災についての報道をするべきだと思う。

今日、明日にも南海地震が起こるかもしれないのだから。



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