[2012年3月16日]
今日3月16日は大阪府立高校の後期試験日である。
だから今年の中3生の授業が昨日終了した。
合格発表は23日だから,それまで生徒や親御さんはそわそわして待つのだろうか。
よくいろんな人に「発表が気になるでしょう」などと聞かれるが,こちらはそうでもない。
「もっとやっとけば良かった」と後悔しないように勉強させて生徒を送り出すのが仕事であって,今年の生徒もその点は大丈夫そうだから。
ちなみにウチの塾としては「○○高校○名合格!」などとあまり宣伝に使わないので,そういう意味でも合否にあまり興味がない。
合否は結果であって,その生徒よりももっと努力した者がいたら不合格も仕方ない。
不合格でも私立でそこそこのレベルを確保してあるので,高校でさらに精進し,世の役に立つように能力を高めてもらえればいいのだ。
よく,「合格しました」と言って保護者ともどもお礼を言いに来られることがある。
それはそれで嬉しいのだが,合格したから感謝するが不合格なら恨んでやるというのでは困る。
だから不合格であってもお礼を言ってもらえるように,本人が後悔しないくらい勉強できる環境を提供しているつもりだ。
そもそも高校入試はゴールでも何でもない。
大学を経て社会人になって,世の中にどんな貢献ができるかが重要だ。
教育っていうものは長いスパンで考えないといけない。
だから,市長や知事が変わったからといってコロコロと方針が変わるような教育では困る。
このままだと特に大阪では首尾一貫した教育をする私学とか塾へと生徒が流れていく。
断っておくが,私学や塾がすべて首尾一貫しているわけではない。
そこを見極めないと,お金をたくさん払う値打がない。
見分け方は・・・難しいと思う。
広告を見たらどの私学も塾も良さそうに見える!
体験授業も微妙なところがあって,日時を指定される場合は気をつけないといけない。
その体験授業だけすごくいい授業をして,普段はそうでもない可能性がある。
学校のオープンキャンパスもそうで,その日だけすばらしい学校を演じていたりする。
オープンキャンパスの前日はどの学校も大掃除(笑)
ちなみにウチの塾はいつでも体験OK・・・(って,宣伝やん^^;)
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