[2012年4月1日]
原発立地の福井県おおい町が電源立地地域対策交付金を使い、農作物への獣害対策として集落との間をフェンスで仕切る工事を始めた。総延長約160キロ、総事業費約18億円。被害額は年平均500万円程度。(読売)
1年間に500万円の損害がかかるので,18億円出してそれを防ぐ。
18億円÷500万円=???
ん?
360年分の損害額???
一瞬36年分かと思って,まあそれでも無駄使いやなあと思ったら・・・
そんなことより,160kmにも及ぶフェンスを設置したら,生態系に影響して,新たな問題が発生するに決まっている。
その損害額を考えると対策しない方がいいかもしれない。
その日の生活で,数千円,数百円で苦慮している人が多い一方で,行政が億円単位で無駄使いしている。
4月1日だけに冗談であって欲しいニュースであるが,現実なんだなあ・・・
逆にもっとお金をかけていいものがある。
それは教育。
教育にたとえば1億円かけておいたら,かしこい判断をするから町の交付金18億円を無駄に使わなくてすんだかもしれない。
頭をよくすることはすごい節約になるはずだ。
この町に限らず,あらゆる場所でもっと教育にお金を使うようになれば暮らしやすい世の中になっていくだろうに。
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